最近流行の民泊。宿泊施設の不足により旅行者には非常に助かる制度だと思いますが、実際現場ではどうでしょうか?
当社でも過去に何件か申込みが御座いました。
分譲マンションについては管理組合が煩いのでお断りするのですが、個人のお客様がお住まいになる内容で蓋を開けたら転貸していたり、法人申込みで社宅としての使用なのに不特定多数の外国人の出入りによる苦情が生じているのが現実です。
これらを回避するには、事前の申込みの際に別紙にて転貸禁止等の契約違反が発覚した場合には即日退去の旨を一筆頂くことで転貸によるトラブルを回避しております。
実際ニュースでも、「旅館業の許認可を受けていない「ヤミ民泊」に対して近隣住民から通報が殺到していることが分かった。
今年4月1日以降、東京都23区の保健所が受けた違法な民泊運営への苦情件数は、少なくとも216件に上っている。」
との事です。
宿泊施設の受け皿として民泊の法制化が急ピッチで進められていおりますが、その一方で急速な変化に対応しきれない国民との温度差が広がりつつあるようなので注意が必要かと思われます。